花粉症の症状の緩和と改善法

花粉症は治らない? 花粉症対策改善法

マスクや眼鏡は有効?(実験)|花粉対策

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日常生活での手軽な花粉対策と言えば「マスク」「眼鏡」の着用です。

 

実際のところ、その効果はどうなのでしょうか?

 

鼻と目に花粉が付着しないようにすることで、防御器具が有効になります。

 

●眼鏡の着用

着用に違和感のない花粉対策用メガネも販売されていますが、通常のメガネだけでも、メガネをしていないときの目に入る花粉量の半分以下になります。

 

花粉の季節にはコンタクトレンズ使用の人は花粉がレンズと結膜の間で擦れるので、メガネに替えた方がよいでしょう。

視力に障害がなくてもいわゆるダテメガネでも有効です。

 

●マスクの着用

マスクの着用も有用です。通常のマスクに湿ったガーゼを挟み込むだけでも効果があります。花粉症用のマスクでは、かえって息苦しい感じがすることもあるようです。

 

■鼻の中と眼に入る花粉数―実験的なマスク、メガネの効果
日本医科大学の大久保公裕教授らによる実験があります。

被験者に特別なボックスに顔を入れてもらい、約3万個の花粉を散布。
1分後に目や鼻の粘膜についた花粉の量を調べ、マスクとめがねを着用した場合としなかった場合とを比較したものです。

 

 

<鼻の中と眼に入る花粉数―実験的なマスク、メガネの効果>

 鼻の中の花粉数  結膜の上の花粉数
 マスクなし
メガネなし
 1848個  791個
 通常のマスク
通常のメガネ
 537個  460個
 花粉症用マスク
花粉症用メガネ
 304個  280個

【参照】「的確な花粉症の治療のために」監修:大久保 公裕
平成14年度から19年度厚生労働科学研究補助金免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業より

 

実験の結果、「マスクなし」のときは、鼻腔の粘膜に平均1848個の花粉がついていたのが、「普通のマスク」で3分の1弱の537個に、さらに「花粉症用マスク」だと約6分の1の304個に減少しています。
一方、「メガネなし」の場合、目の粘膜に付着した花粉は平均791個、「普通のメガネ」を掛けると460個に、「花粉症用のメガネ」を掛けると3分の1強の280個に減少。

 

 

マスクやメガネを着用することによって、大きな効果が見込まれることが、科学的にも実証されたといえます。

 
⇒見えないマスクで花粉をガード
 

 

 

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