花粉症の症状の緩和と改善法

花粉症は治らない? 花粉症対策改善法

減感作療法|花粉症と現代医療

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【現代医療による花粉症治療】

 

■抗ヒスタミン薬投与以外の治療法

 

<減感作療法>は、古くから行われている治療法です。

 

減感作療法とは、アレルギー反応を軽減させるため、少量の抗原を投与し続けることで、反応を起こさせなくする(感度を低下させる)治療法のことをいいます。

 

減感作療法は、20世紀の前半に行われるようになった一種の免疫療法(ワクチン)です。
ワクチンを注射することで免疫を作るというものです。

 

体の中に「アレルゲン」を少しずつ停留させ、アレルゲンに慣れさせ症状をなくす治療です。

 

ここで注目しなければならないことは、たとえば、はしかやおたふくのワクチンが1度注射するだけで免疫がつくのに比して、花粉症に対して行われる減感作注射は即効性がなく、1年~3年もかかり毎月数回も注射する必要があります。

 

 

これは、スギ花粉等に対してアレルギー反応を起こす人に、その反応をしなくなるような免疫を引き出すためには、一回の注射だけで免疫はつかないため、そのような回数と期間が必要となるのです。

 

もちろん、成功すれば、薬なしの生活を取り戻せるので、かなり注目されている治療法です。

 

しかし、注射は、100回以上も必要なので、子供や注射の嫌いな方には、抵抗感が強く途中で断念することもあります。
また、この治療をやっている医療機関や医師が少ないのも難点です。

 

最近では、注射ではなく経口(口からということ)治療の減感作薬があり、注射ではないので注目されています。

 

<減感作療法の位置づけ>
初期治療の段階では内服薬や点鼻薬の治療方法が効果もでやすく、また手間もかからず、治療費などの面で優れていますが、長期の治療が必要であったり、仕事、薬の副作用、女性の場合ですと妊娠などで、続けて薬を使えない場合には十分検討に値する治療法です。

 

 

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