花粉症の症状の緩和と改善法

花粉症は治らない? 花粉症対策改善法

内服治療|花粉症と現代医療

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花粉症が、日本で発見されたのは1963年とされています。
まだやっと半世紀が過ぎた病気なのに、これほどにまん延してしまったのは、現代人の生活環境食生活の変化も大きく関わっているようです。

 

ここでは、そんな日が浅い花粉症の現代の医療についてお話し致します。

 

花粉症が発見されてから50年も経っていますが、完治療法はあるのでしょうか?

 

生活習慣の改善や食生活の改善、個々にマッチした民間療法等により、ある程度は症状が軽減されることはあるでしょうが、これらは即効性がない場合が多いので、現代の医療分野でも、さまざまな治療によって、花粉症の症状を抑えようとしています。

 

【現代医療による花粉症治療】

 

■花粉症で一番多い治療は内服治療

 

<抗ヒスタミン薬>は、花粉症の症状であるくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみを抑えるためによく用いられている薬です。

 

どのようにして症状を抑えるのかといいますと、服用することで脳の中枢神経に作用して、くしゃみや鼻水などが出ないように、言わば一部脳の働きを抑えることになります。

 

このように脳に作用するので、その副作用として眠気や倦怠感・のどの渇き・便秘・下痢などが起こることがあります。
細かな作業をする方や車の運転などをされる方は注意が必要です。

 

特に注意してほしいのは、抗ヒスタミン薬は、アルコールと一緒に服用すると強い副作用がでますので、絶対に避けるべきです。

 

※ヒスタミンとは、アレルゲン(花粉など)のアレルギー反応(鼻水、くしゃみ、目のかゆみ)の原因になる物質です。

 

<抗ヒスタミン薬>は、飲んで数時間以内に効果がある第一次抗ヒスタミン薬と、飲んで数日から1週間以上服用して効果がある第二次抗ヒスタミン薬に分けられます。

 

・第一次抗ヒスタミン薬:薬局などで購入できます(薬剤師が在住している薬局)
・第二次抗ヒスタミン薬:医師の処方箋が必要です。

 

■主な抗ヒスタミン薬は以下の通りです。

 

・ポララミン

代表的な抗ヒスタミン薬で、ヒスタミンの働きを抑え鼻水やくしゃみを止めてくれます。
鼻づまりにはさほど効果はなく、眠気を催すときもあります。

 

・ぺリアクチン

アレルギー性や血管性の鼻炎、風邪に伴うくしゃみや鼻水、咳の症状の改善に用いられます。
食欲を増進させる他、主な副作用として眠気、倦怠感、口の渇き、頻尿などがあげられます。


・ザデジン

ヒスタミンの働きを抑え、気管や鼻粘膜の反応を鈍らせる働きをします。
眠気やのどの渇きの副作用が出ることがあります。


・ニポラジン

アレルギーを引き起こす物質(ヒスタミンなど)の働きを抑え、アレルギー症状を改善します。持続時間が長いことが特徴です。
眠気を催すことがあり、また服用中は飲酒はひかえてください。

 

・タベジール

持続的な抗ヒスタミン作用により、アレルギー症状を改善します。
眠気を催すことがあり、また服用中は飲酒はひかえてください。

 

・アタラックスP

アレルギーを起こす物質の働きを抑える他、中枢神経抑制作用により沈静効果を示します。
通常は、じんましんや皮膚病に伴うかゆみ、また神経症の症状(不安・緊張・うつ気分)などの改善に用いられます。
副作用として眠気、倦怠感、発疹、肝機能障害や口やのどの渇き、食欲不振などが報告されています。

その他のヒスタミン薬としては、セルテクト・ゼスランなどがあり、その他にもたくさんあります。

 

※薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。

 

 


 

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